2022年9月23日〜25日に、中目黒ウッディーシアターにて、舞台「どーるはうす」が上演されました。
9月24日の19時公演を見ました。舞台の感想を書いていきます。
キャスト(はうすチーム)
二三:早川あひる
コル:森由姫
柳井隆:福田桃芭
青木大佐:織部晴日
雷花:秋枝一愛
風香:和泉あおい
蜜柑:漆畑瑠菜
日景:水月梓温
アンサンブル:平野詩乃、新嘉喜由芽、松井朝海、羽藤萌結、岡田菜々美
登場人物
糸井二三(17) 糸井家の三女。糸井家夫人と再婚した糸井博士の連れ子。実の母親・織田杏子は二三を生む際、産科危機的出血で死亡。
コル 糸井博士が軍事用に開発したドール。大脳辺縁系のみ杏子のものが使われていたが、失敗作となり杏子の脳を除去、処分されそうに。
柳井隆(25) 国の自衛隊陸軍第5師団の大尉。『ドールハウス』及び糸井博士の監視が任務。生身の女性に触ることができない。
糸井重雄(49) 二三の実の父、糸井家の婿養子。コルの製作者。『ドールハウス』の商品であるドールを生産・管理している。
青木陽向(28) 柳井の上司・大佐。研究開発費として『ドールハウス』に資金を回し、実質的支配者。ドールの軍事利用を目指している。
糸井雷花(21) 糸井家長女。『ドールハウス』を風香と経営。IQが高く経営に長けている。感受性に乏しく、金銭的価値にしか興味ナシ。
糸井風香(20) 雷花の年子の妹。雷花の補佐役。雷花だけに従順であり、他人に関しては粗雑。
蜜柑 『ドールハウス』で販売されるドール。
下記サイトより引用(どーるはうすの原稿)
日景 軍事用に開発されたドール。
舞台を見た感想
会場がとても狭くて、ステージと最前席の距離は2mしかありませんでした。
チケットが販売されてから2分で購入したので、最前席を取ることができました。
今までいろんな舞台を見てきましたが、これだけ近くで見れたのは初めてです。演者の顔がはっきり見えました。
今回は17ライブで配信をしているルナちゃん(漆畑瑠菜)目当てで行きました。
最初のシーンで蜜柑が横になっている姿で登場。肌が白いので、ドール感がありました。
主役の子の演技がすごく自然で素晴らしかったです。
雷花・風香の嫌味ったらしい感じは上手でした。
大佐がめちゃくちゃイケメンでした。男にしか見えなかったです笑。
博士役の人は肌が綺麗だったので、あんまり博士って感じはしませんでした笑。
日景の狂気的な感じは良かったです。
キャスト全員が女性でしたが、男役の人は上手く演じていたと思います。
アンサンブルの岡田菜々美ちゃんが可愛かった!どーるチームの方も行けば良かったかなと思いました笑。
「愛も感情もただの電気信号」と言い張る博士。
金銭的価値にしか興味のない雷花・風香
コルを助けようとする二三。
ドールをめぐり、それぞれが言い合い対立する姿に、愛とは何なのか、人間とロボットの違いなどを考えさせられました。
最後のシーン。二三が火の手から逃げようか、コルを助けようか葛藤する場面を見て、心が苦しくなりました。
ストーリーが良かったので、かなり引き込まれました。
90分の公演でした。
ルナちゃんが配信で舞台の裏話をしてくれました。
元々は2時間分の台本があり、それを削って90分になったこと。内容も直前まで変わったりしたこと。
最初の公演ではうすチームが監督からダメ出しされたこと。
最終日に親御さんが来たこと。
今回はドール役で掛け合いがあまりなかったので、次はもっと掛け合いがしたい。
また新しい舞台の出演が決まったそうなので、楽しみです!