2023年4月9日から東京芸術劇場プレイハウスにて、Musical『GYPSY』(ジプシー)が上演されます。
4月11日(火)13時公演に行きました。見た感想を書いていきます。
キャスト
ローズ:大竹しのぶ
ルイーズ:生田絵梨花
ジューン:熊谷彩春
タルサ:佐々木大光
ハービー:今井清隆
テッシー:鳥居かほり
エレクトラ:麻生かほ里
マゼッパ:咲良
上演時間
1幕:1時間20分
休憩:20分
2幕:1時間10分
ミュージカルを見た感想
会場の雰囲気がいいなと思いました。それとS席チケットなのに、そこまで良席ではなかったですが、小さく段差が続いている作りだったので割と見やすかったです。
ローズのセリフの多さに驚きました笑。ほとんど噛まずに言えていたのですごいなと思いました。
ルイーズとジューンの幼少期の演劇のシーンからスタート。客席の通路からローズが登場。
子供たちの可愛い演技が微笑ましかった。
ステージの左端に、今どんなシーンなのかが書かれたボードがあって分かりやすかったです。
バスで移動するシーンで、テーブルと椅子を使ってシンプルにバスを表現していたのと、小刻みに体を縦に揺らすことでバスの揺れを表現していて良かったです。
部屋のシーンもドアを使ってコンパクトに空間の区切りを表現していて、ステージ構成がシンプルで分かりやすいなと思いました。
オーケストラが舞台の後ろにいて、演奏している様子が見えるミュージカルは珍しいなと思いました。
「私の名前はジューン!あなたは?」
同じ演目で違う表現をして娘たちの成長を見せるシーン。
頭がでかい牛が登場。以前見たミーンガールズにも動物が登場していて、2足歩行の動物は2人が中に入って演じるのは一緒だなと思いました笑。
ハービーの声が渋くてカッコいいのですが、少し聞き取りづらかった笑。
1部の最後のローズが1人で演じるシーンが思いの外、長くて眠くなってしまいました笑。
20分の休憩の時はトイレに行った後、座席で寝てました。隣の人が前失礼しますと言われるまでほとんど意識なかったです笑。
2部の個性的なストリッパー3人の派手な衣装で目が覚めました。
おふざけシーンというか、そこまで重要なシーンではない感じでしたが長かった笑。
楽屋とステージの部分の境目を光の色で分けていて、この部分でもステージ構成の表現の仕方に感動してました。
キラキラなカーテンの前にルイーズが登場。妖艶な感じが最高でした。
娘たちを売り込むために頑張っていたローズ。
最後のシーン。演目のキャストにルイーズとローズの名前が。
セリフと歌のバランスが良かったと思います。話の流れも割とテンポが良かった。
ミュージカル特有のセリフがほとんど曲に乗せられて全く物語が進まない感じではなかったので、どちらかというと、舞台の中に劇中劇がたくさんあるみたいな感じがしました。
ルイーズのストリップシーンはもっと近くで見たかったなぁと思いました笑。
相変わらず歌は上手で、初めは、あまり上手くないという表現も見事に演じていました。