2026年3月4日(水)〜3月8日(日)に、シアター1010にて、舞台「1リットルの涙」が上演されました。
3月5日14時公演を見ました。
あらすじ・キャストをまとめました。
あらすじ
高校一年生の高島亜也は、憧れていた若葉南高校のダンス部に入部し、親友にも恵まれ、青春を謳歌する日々を送っている。
下町の商店街にある喫茶・太陽は、十年前に他界した父と母が結婚と同時にオープン。
以来、地元の人たちの憩いの場となり、亜也は家族はもちろん、商店街の人々にも愛されてまっすぐ幸せに育ってきた。
高校ダンス部の甲子園とも言われている全国大会「ハイスクールダンスグランプリ」の出場メンバーに選ばれた亜也は、輝くばかりの未来が待っていることに何の疑いもなかったが、すでに亜也には病魔の影が忍び寄っていた。
キャスト
主人公 高島亜也:伊藤理々杏(乃木坂46)
兄 高島陽平:北川尚弥
妹 高島結:後本萌葉
母 高島日向子:柴田理恵
バイト 椎名龍之介:舟木健(NORD)
本間夏子:牧野美千子
秋山武:岩崎友泰
親友
菅原杏奈:谷藤海咲
奥田凪紗:大森莉緒
ダンス部
工藤悠真 :大崎捺希
小泉環:永利優妃
水野瑠衣:本西彩希帆
土屋莉子:武田智加
矢島幹太:飯田寅義
竹内涼花 :辻野花
先生 藤原敦史:長瀬将暉
医者 岡部沙織:沢城みゆき
看護師 永尾あゆみ:長谷川里桃
理学療法士 佐久間俊樹:おくだかずな
アンサンブル
井手晋之介
神野千愛
立澤愛
原菊乃
降矢佳典
柳井杏美
山本叶多
アンダースタディ
森宮ちとせ
舞台を見た感想
「1リットルの涙」という話があるのは聞いたことがあって、りりあん主演ということで、見に行こうと決めました。舞台を見に行くのは2年ぶりです。
良席を狙うために、平日昼公演に申し込んだら、まさかの最前列でした。
狙ったものの、ここまでいい席になるとは思いませんでした笑。
しかもステージのほぼ真ん中の席。
チケットを発券してから、めちゃくちゃ楽しみにしてました。
舞台はダンス部が踊るシーンからスタート。
あまりの距離の近さに、どこを見ていいか分かりませんでした笑。
一斉にキャストが出てくるシーンは、目の前の人を見ていました。
物語を事前に予習などは一切していませんでしたが、登場人物の関係性などはすぐに分かりました。
ハイダングランプリのセンター争いを、たまき先輩とあやがしている。
家族や友達など、周りの人からとにかく愛されているあやに不調が訪れる。
ダンスの練習中にふらついたり、お店のお手伝いでお皿を割ってしまったりと、ただのドジに思われていたが、すでに病気が進行してしまっていた。
ダンスの自習練中によろけてアゴを強打し怪我して病院に行くことに。
医師から告げられた病名は脊髄小脳変性症。
夢に向かって懸命に努力する姿は、周りにも元気を与えていた。
しかし、病気が発覚してからは、家族はどうにか病気のことをあやに隠そうと優しい嘘をついていた。
大会に出られると無邪気に喜んでいたところからの、このシーンはかなり心にくるものがあった。
「リハビリすれば、踊れるよね?」
今まで、出来ていたことが出来なくなることは、とても辛いことです。
柴田理恵さん演じるお母さん役が、自然でとても良かった。
僕も、妹が高校生の時はダンス部でした。身近な人が、このような病気になったら、とてつもなく悲しいだろうなと思います。
「どうして病気は私を選んだの?」
この言葉は、あまりにも辛すぎますね。
病気を知った妹が、「あや姉じゃなくて、病気になるのは私だったら良かったのに」
母「何バカなこと言ってんの!」
このシーンが、見ていて一番胸が苦しかったです。
ハイダングランプリのセンターを辞退したあや。
センター争いから逃げたと思ったたまき先輩はやる気をなくしてしまう。
しかし、あやの病気のことを知り、ダンス部のメンバーは悲しんだが、自分たちが体を動かせるという恵まれた状況だということに改めて気づき、大会に向けて練習を再開。
どんどん体が動かなくなって、先生からは養護学校に行くように促されて、それを知った親友たちが「あやが邪魔だと思ったことなんて一度もありません!一緒に卒業したいです!」
周りに迷惑をかけていると思い、「ごめんなさい」とたくさん謝るようになったあやに対し、龍之介は「ありがとうが聞きたい!」
このシーンは、すごく良いなと思いました。
あやの病気は進行し、上手に喋ることが出来なくなっていきました。
龍之介があやを車椅子に乗せて外に連れ出すシーン。
あやが立ち上がって踊ろうとするも、思うように体を動かせず倒れてしまう。
ここのシーンは正直、見ていられませんでした。それくらい重い空気感でした。
龍之介は理学療法士になることを決意。
懸命な看病も虚しく、あやは亡くなってしまいます。
龍之介「やっぱ、あやのこと好きだわ!」
鍵を無くした時に、すぐに見つけられるようにとあやがくれた鈴が鳴りました。
その後に龍之介は大号泣。
公演が終了し、カーテンコールの時に龍之介の顔に涙が流れた後がはっきり見えました。最前列はそれくらいステージとの距離が近かったです。
主演の伊藤理々杏ちゃんは難しい役どころでしたが、見事に演じきりました。
儚い感じとか、病弱な様子を表現するのも上手かった。
内容が重い病気の話なだけに、笑えるようなシーンは全くなくて、後半の方は終始見ていて胸がくるしかったですが、演技などは感動しました。
医者は、鬼滅の刃の堕姫役の沢城みゆきさんでした。どおりで良い声をしているなと思いました笑。
あと、看護師役の子が可愛かった。
良い作品に出会えたなと思いました。


