【12万部突破!cisさんのトークイベント開催決定!】資産約230億のトレーダーcis氏による初の著書『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』が発売1か月で12万部突破!それを記念いたしましてcis氏による初のトークイベント「cisトーク」を八重洲ブックセンターで開催することになりました!
— KADOKAWAノンフィクション(文芸局) (@kadokawa_nf) 2019年1月28日
八重洲ブックセンターで行われた、cisさんのトークイベントに参加してきました!90名限定のイベントだったので、とても貴重な時間でした。投資で有名な方々も参加していたようです。
cisトーク良かったです( ・∇・)ノ
— 羊飼いFX★ (@hitsuzikai) 2019年2月17日
直ぐにお面を脱いでました pic.twitter.com/yInM0LuS75
cisトーク最高でしたー!! pic.twitter.com/kqWbyKXEMs
— HAT / 帽子屋🎩 (@hat_fx) 2019年2月17日
今日のトークの内容を覚えているかぎり書いていこうと思います。
最初に、本の出版に関わった麻雀ライターの福地さんと編集者が登場し、本には収められなかった話を軽くしていました。その後、覆面をしたcisさんが登場し、最初だけ写真撮影OKということで、参加者のみなさんバシャバシャ取ってましたね。連写してる人もいました笑。
その後すぐ覆面をとったcisさん。脚が細くて、凄く痩せていました。結構イケメンでした。それからは編集者さんが事前に寄せられた質問を元にトークを進めていきました。cisさんはどの質問に対しても丁寧に答えていて好感が持てました。
トークイベント前半は主に株の話で、cisさんの最近の取引に関するものでした。ソフトバンク、サンバイオ、レオパレスの取引の話。ソフトバンクは子会社ではなく、親会社に仕掛けた。その理由は子会社につられて安くなっていたから。本にも書いてある通り、基本は順張りだけど、材料に対しては逆張りするそうです。海外の政治要因に対して逆張りするそう。
cisさんの投資で成功している仲間は、ガリガリで痩せているか、デカいかのどちらかだそうです。あと、投資家は健康診断を受けないので、健康のために、まだcisさんが若いときに8月に雨の日は休みながら3週間かけて名古屋から東京まで歩いたそうです。こういったトレード以外の話もなかなか面白かったです。
普段の株式のトレードにおいては、時価総額の大きい30銘柄は常に監視しているそうです。チャートは日足を見て、5分足の動きなどは頭の中で描けるそうです。経験が違うから出来るのでしょう。FXをやるときはドル円で5分足を見るそうです。為替に関しては普段はあまり見ないそう。
cisさんのトレードの経験上、指数と先物が難しくてその次に難しいのが為替で、株と現物は簡単なのだそうです。指数に関しては、いろいろなことが織り込まれているから難しいとのこと。
投資信託などの年利何%など、人に預けてお金を増やすのは厳しいのではとの意見。僕も最近は金持ち父さんのシリーズをたくさん読んでいて、投資信託などは100%お金を預けて100%のリスクを取り、20%の利益しかもらえない、ということが書かれていました。投資信託会社の方はリスク0で利益80%を取るのです。いろいろ手数料を取られるので、cisさんの言う、リスクリターンで考えると割に合わないかなという感じはします。
投資のプロなどと言われている人は、cisさんからしたら下手だと言っていました。本当に投資で稼げているなら、手法を公開!などで人を釣る必要はなく、そういった人たちは金融商品を売るセールスマンなのです。このことも金持ち父さんの本に書かれていました。ポンジースキームなどもそうです。
福地さんも、cisさんに質問をしていて、ウォーレンバフェットの話をしていました。cisさんのトレード手法がウォーレンバフェットと対極であることについてをcisさんに言ったところ、バフェットは投資家というよりは、ビジネスマンだとcisさんは答えました。投資で成績を上げ、そこから資金を調達し、会社を興しているので、確かにそうだと思います。バフェットの手法はバリュー投資なので、その点でも対極でしょう。
僕がこのトークイベントで意外だなと思った話は、外国人投資家は、ゲーム関連株は苦手だということ。買うのも売るのも遅いそうです。アノマリーとして新作の発売日は株価が上がるそう。この傾向もいつまで続くかは分からないと。本にも、「相場では、1匹目のドジョウがものすごくオイシイ。2匹目のドジョウもそれなりにいるけど、3匹目からは、いるかいないかわからない」とある。
トークイベント終盤は駆け足で質問に答えていました。参加者の質問は特に株の取引き手法に関するものが多かったです。しかし、cisさんと僕たちでは、経験や資金量が明らかに違うので、手法を聞いても役に立たないのでは?と思いました。
今日のトークイベントで改めて思ったことは、cisさんは常に研究をし、仮説を立て、実証しているということ。自分なりに納得のいく仮説を立てたり、シナリオを描いたりして、上手くいけばなるべく利益を伸ばし、見立てが外れていればすぐに逃げる、損切をするといった感じ。
cisさんはトレードで、勝ちが続いても高揚せず、負けが続いても落ち込まないそうです。こういった心構えの方が大事だと思います。僕はFXのトレードをしていますが、精神的なものがかなり左右するというのを実感しています。世の中にダイエット本はたくさんありますが、肥満な人はたくさんいます。やはり手法だけを真似たのではだめなのです。本にも、cisさんが5人を雇って基本の理論などを教えたが、きちんと利益を出せた人は1人だけ。お金が絡むと本能が勝ってしまう。
cisさんは現在の資産が230億円あるけど、今後も増やせるかどうかは分からない、自信がないと言っていて、すごく謙虚な方だなと思った。答えるのが難しい質問に対しても出来るだけ詳しく答えていました。今日のトークイベントはとても貴重な時間でした。普段、本物の投資家やトレーダーに会う機会はなかなかないので、今日のcisさんの話を今後に生かせたらいいなと思います。
メンタリスト投資家Saiさんの動画で今回のイベントのことについて話をしているので、ぜひ見てみてください。
本日 #cisトーク にご参加いただいた皆さま、本当にありがとうございました! イベント内容は月末を目途にウェブ記事として掲載いたします。
— KADOKAWAノンフィクション(文芸局) (@kadokawa_nf) 2019年2月17日
またcis本に掲載しなかった福地先生による幻の〝あとがき(編集後記)〟は
こちらです→ https://t.co/rlkeiuBMIj pic.twitter.com/Vb7fNOPPOy