2023年3月15日(水)から下北沢にある「劇」小劇場にて、舞台「ゲートシティー」が上演されます。
3月16日15時公演に行きました。舞台を見た感想を書いていきます。
キャスト(ゲートチーム)
輝人:漆畑瑠菜
美博:坪井渚紗
沙里花:小谷皐月
新川:川崎美結
ノエル:涼田麗乃
ひかり:浦田憩
ドクター:矢野美華
篠宮上官:木村慧
冬馬:大竹美希
ソラ:女鹿莉奈
谷中候補生:白倉碧空
宇崎候補生:山本陽彩
舞台を見た感想
ドラマデザイン社の舞台は以前、「どーるはうす」を見ました。
今回はいつも応援している漆畑瑠菜ちゃんが主演をする舞台ということで、楽しみにしていました。
最前列のチケットを買いました。
「どーるはうす」の時もステージから近かったのですが、今回は脚を伸ばすとステージに届くくらい近かったです笑。近すぎてビックリしました。演者がステージを通る時の振動も伝わってきました笑。
お客さんは客席の半分くらいで、平日だと集客は厳しいのかなと思いました。
輝人がカメラを拾って、スクリーンに映る1人の女性。
暗転した後、輝人の妹ひかりが咳き込んでいて、それを心配しながら見ている冬馬、ソラ、輝人というシーンから舞台は始まりました。
ロミジュリをモチーフにした近未来の物語ということで、アンドロイドがいたり、愛について考えさせられるという点に関して「どーるはうす」に似ているなと思いました。
ルナちゃんが男役に挑戦するということで、どんな感じになるかと楽しみにしていました。
短髪のウィッグが似合っていて、違和感なく輝人を演じていました。イケメンでした!
見に行った日の配信でルナちゃんが演じた感想やハプニングなどを話してくれたので、そのことについて書こうと思います。
舞台の内容やストーリーを細かく知りたい人は、過去上演された舞台の感想を書いているブログが参考になると思います。
病弱な妹を助けるために「いのちの盾」に変わる試作品をドクターからもらって、美博がひかりに渡すシーンがあるのですが、その小道具のチェーンが外れてしまうというハプニングがありました。
ですが、上手く演技を続けていました。ルナちゃんが配信で言っていたのは、監督からは物凄く怒られたそうです笑。あと、輝人と美博がキスするシーンで立ち位置が微妙にずれていたらしく、そのことに関しても厳しく指摘されそうです。
初日は気が張ってきちんと演技するのに対し、2日目はミスが起きやすいそうです。
あと、演技の影響で膝にアザができてしまったそう。
僕は基本的には舞台は1公演しか見に行かないですが、複数公演を見に行く人にとっては、ハプニングやアドリブなども含めて違いを楽しむことができるのかなと思いました。
演者の人からしたら、ミスした時の対応などを考えなくてはいけないので大変そうですが笑。
突然始まったアンドロイド関節体操はミュージカル感があって個人的に好きです。
ゲートシティーに侵入してからの新川が登場して、後半の白熱した演技が印象的でした。
輝人と美博が再会し、輝人が涙するシーンは美しかった。
ルールによって決められた結婚に対し拒否する美博。事故で沙里花をかばったことで、左手が義手である新川。そんな新川に一途な沙里花。
侵入したことで、新川に拘束される輝人。新川が美博を撃とうとして、「恋愛の頂点は殺人」という言葉がとても印象的でした。
その後、輝人に刺される新川。
沙里花が美博を撃って、ドクターやひかり達が駆け寄って心配そうに見つめるシーンは胸が苦しかったです。
一番印象に残っているのは、ノエルが美博を探し回って、美博の心臓が移植された輝人の胸に吸い寄せられていくシーン。
1時間30分の公演でした。
ステージが目線よりも下にあって、誰かが床に倒れ込む場面は顔を下げて見ていました。後ろの席の人は最前の人で隠れて見えないのでは?と思いました笑。
小さな劇場での舞台はステージとの距離が近くて、演者の顔がはっきりと見えるので良いですね。
演技はどのキャストも素晴らしかったです。後半の方はセリフの多い場面があって、少し噛んでしまうところもありましたが笑。
今回のキャストで印象的だったのはひかり役の浦田憩ちゃん。可愛いなと思って調べたらまさかの13歳で驚きました。ルナちゃんも配信で「あんな綺麗な顔の中学生いないよ」と言っていました笑。
美博役の子も可愛くて、ヒロイン感がありました。
最後にキャスト全員で挨拶があって、座長であるルナちゃんが「今日は沙里花役のさっつんに聞こうかな」と感想を聞いていました。沙里花役の子は背が高かった。
ドクター役の子は瞳が綺麗でハーフみたいでした。
男役は何人かいましたが、一番ルナちゃんがしっくりきてましたね。
いつも配信を見ている子の成長が見れてとても楽しいです。
今後の活躍も楽しみです!